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セオリー vol.4 学歴社会の楽しみ方 2006-2007年度版 (講談社MOOK)





定価： ￥ 800

販売価格： ￥ 800

人気ランキング： 15843位

おすすめ度：

発売日： 2006-09-26

発売元： 講談社

発送可能時期： 通常24時間以内に発送

評価できない
偏りすぎ。特に、東大などの実態を伝えるといい、東大内の「格差」を紙面で紹介しているが、現役の東大生に聞いてみたら殆どがそうじゃないとのこと。読者を惹きつけるような奇抜な記事を書いているが、読者には一方的な劣等感か、優越感、それしか与えないと思う。読んでいて気分が悪くなった。評価できない

愛されて育った人は成功する
『学歴社会の楽しみ方』講談社MOOKセオリー\800-を読みました。

特集は「いい仕事をしている16人の小中高時代」というインタビュー。

登場する人たちの写真を見ると、みんなにこやかで健康そうでいい顔をしています。

今の写真だけじゃなくて子ども時代の写真も載っていますが、人生に成功している人は子ども時代もいい顔しているんですよね。



その理由を、この特集で取り上げられたお一人、スープストック社長の遠藤正道さんのインタビューの中に見つけました。

遠藤さんはこう言います。



＃＃＃

親に愛されて育った人は、やたらに他人の注目を集めたがったりしないし、絶対の愛も求めないから、祝福された人生を送る。（略）防衛本能がないとも言えますが、他人を疑うことがないっていうのも一つの才能かもしれませんね。

＃＃＃



納得です。

愛されて育った人は、基本的に他人を疑わないんです。

もっと言うと、社会を信頼している。

他人を疑わず、社会を信頼しているから、何かをやるときに恐れることがない。

他の人も社会も自分を味方してくれているんだ、と思えるんです。



人は信頼されれば、それに応えようとします。

信頼もしてくれない人から何か頼まれたって、やる気になりませんよね。

味方になってくれるわけがありません。

信頼してくれて期待してくれるから、一生懸命やろうとする。

愛されて育った人は、そういう他人との関係の作り方が上手になるんですね。



だから人生上手く行く。

上手く行くからにこやかになる。

にこやかにしていれば免疫力もupし、健康でいられる。

健康でにこやかな人の周りには、人が集まってくる。

人が集まって楽しくしていれば、いい顔になるし、成功もする。

こういう好循環が繰り返されるって訳です。



我が子もちゃんと愛して育てていきたいなって思っています。

人を信頼できる人間であるように。

そしてにこやかで幸せな人生を送れるように。

確かに面白い
出身大学別に上司と部下の相性を○×△でまとめた表などは、確かに子供の勉強に役立たせると言うより、お父さんたちが「あー、あるある！」と言いながら読む記事だと思う。

ただし、内容は確かに実用的な情報満載でお買い得なんだけれども、どこをどう読めば「学歴社会を楽しむ」ことができるのか？　上記の表を見て笑い飛ばすこととか、「東大の中の格差社会」のレポートを「これだから田舎もんはよお……」と冷笑することとか、それを称して「学歴社会の楽しみ方」と言うのだとしたら、ちょっとお寒い感じもする。そのところが気になってこの☆数。